建設現場での必需品！ ガス配管工編
人々の暮らしには必要不可欠なガスはどのようにして供給されているか知っていますか？今回は公共のガス配管から建物までの引込みや、屋内配管までにガス配管工の職人が使用する工具や道具について解説していきたいと思います。
コンベックス
ガスのメーターの位置や、パイプの曲がり点、チーズの高さなど、他の配管との取合いも考慮しつつ正確に設置・配管するために必要不可欠な計測器具です。
モンキーレンチ
ボルトをつかむ部分の幅を調整する事で色々な大きさのボルトに対応できるレンチです。接合部やボルトを締めたり緩めたりするのに使用します。
プライヤー
ペンチと同様の使い方をしますが、ジョイント部分がピボットというスライド機構になっているため、開口範囲を調節して大きなボルトやナットを挟む事が出来ます。また掴む部分には物を掴みやすいように凹凸が設けられています。
ドライバー
配管の支持金具などの取付けに必要不可欠です。
水平器
対象物によせたり、沿わせて水平、または垂直かどうかを確認するための道具で、レベルや水準器とも呼ばれています。正確な位置で、パイプやメーターに負荷を出来るだけ与えない様に設置するために必要不可欠な道具の一つと言えます。
パイプベンダー
配管工事には欠かせない道具の一つで、パイプを扁平させることなく任意の方向に曲げる事が出来ます。手動、電動、油圧の3種類があり、施工誤差や干渉物によってルートがとれない場合に使用されます。
パイプカッター
円盤状の刃がついた工具で、パイプを任意の箇所で切断する際に用いられます。躯体には段差や障害物がある場合が多く、綺麗に納めたり、高さを調整するためにも、無くてはならないものです。
リーマー
パイプを切断したり、孔をあけたさいに生じるバリを除去するための道具です。パイプ内にバリが残っていると、動作不良の原因になったり、接続部の強度に影響してしまうため、非常に重要な工具です。
バイス
バイスは別名万力とも言い、パイプを挟み込んでしっかりと固定する作業台のような役目をする道具です。パイプの加工や切断には結構な力が必要で、加工部分や切断面を綺麗に仕上げるためにも、パイプが動いてしまったりしないようにちゃんと抑えておく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回紹介させて頂いたのはガス配管工の職人が主に使う道具でしたが、実際にはもっと多くの工具や器具を使って、我々の生活を支えるガスを安全に供給するために配管工事をしてくれています。興味をもった方は是非、現場ではどのように施工をしているのか調べてみてはいかがでしょうか。
