建設業で稼げる仕事を紹介!!
建設の職種別稼げる仕事と平均年収
建築士
建築士とは建物の設計をする職種です。建築士になるためには「建築士」という資格が必要です。資格には「一級建築士」と「二級建築士」がありますが、平均年収は資格の等級によって違いがあるようです。
一級建築士の平均年収が643万円、二級建築士が480万円といわれています。職種別の年収ランキングでは129職種中14位と、非常に高い年収となっています。
測量士
測量士とは土地の面積や位置、あるいは距離などを測る職業です。他にも測量の図面作成の仕事などがあります。
建設工事をする際、必ず測量をしなければならないという決まりがあるため、常にニーズがある仕事です。平均年収は415万円ですが、さらに高額の年収を稼いでいる測量士もいるようです。
現場監督
現場監督とは、建設工事の現場において、スケジュール管理や品質安全管理を行う職業です。他にも費用の管理や指示命令を行います。施工管理ともいわれる仕事です。
地域に密着した工務店から大手ゼネコンまで幅広い就職先があるのが特徴です。平均年収は435~580万円ですが、大手ゼネコンで1000万円以上稼ぐ現場監督もいます。
建築躯体工事職
建設躯体工事職とは、「躯体」と呼ばれる建物の構造を作る職業です。そもそも躯体とは、建物の骨組みとなる部分のことを言います。壁や柱、床、天井など。建設物の基礎を築く大切な仕事です。平均年収は435万円となっています。
建設職
建設職とは、建設物の外装や内装の塗装や防水加工の貼り付けなどを行う職業です。主に建設物全体の総仕上げを担当します。平均年収は345万円です。
電気工事職
電気工事職とは建物内の電気配線の設計や施工をしたり、各種電気設備の設置を行ったりする職業です。電気工事職になるためには、電気工事士の資格が必要になります。平均年収は430万円です。
土木作業員
土木作業員とは、木材や鉄材、石材などを用いた工事を行う職業です。主に家屋や道路、鉄道、河川などの現場で仕事をします。工事現場全体を指揮する「監督責任者」という立場へのキャリアアップの道があり、様々な資格も存在します。平均年収は380万円です。
採掘職
採掘職は宝石のもととなる鉱石や石炭、天然ガスなどの地下資源を掘り出す職業です。近年、日本は人件費が高いという理由から就職への道は狭いといわれていますが、求人はあるので興味がある方は挑戦してみることをおすすめします。平均年収は670万円です。
営業職
建築関係の営業職には、「自治体・官公庁」向けの営業と、投資用のアパートなどの建築を提案する「民間」向けの営業の2つがあります。いずれも工事の受注・契約を目標にする職業です。
年収は企業によって差がありますが、平均年収は700万円程と言われています。
建設の現場仕事で稼げる仕事と平均年収
クレーン運転工
クレーン運転士とは、工事現場などで資材や荷物の積み下ろしをする職業です。また、現場によっては荷物の移動以外に部品を組み立てる工程を任されることもあります。クレーン運転士になるためには、国家資格の取得が必要です。平均年収は363万円といわれています。
電気工
電気工の種類は、「照明・コンセント」「漏電・分電盤」「太陽光発電」「防犯・火災報知」の4つに分けることができます。
いずれの現場でも、働くためには危険が伴うため「電気工事士」の資格が必要ですが、資格がなくても行える基礎的な工事も存在します。平均年収は現場の規模や経験によって変わってきますが、400~500万円ほどです。
測量技術者
測量技術者が働く現場は主に建設や土木工事の現場になります。一般的な測量には工事現場における柱や壁の仕上げの位置を示す「墨出し」といったものがあります。
この作業は特に資格を取得していなくても取り組めます。しかし現場の土地についての距離や面積を図るといった、規模の大きな仕事は、測量士の資格が必要です。平均年収は459万円となっています。
配管工
配管工仕事は多岐にわたります。一般家庭の給水や排水や、ビルやマンションの空調も担当します。特に必要な資格はなく働けますが、専門的な知識や経験が要求される仕事と言えます。平均年収は434万円です。
建設業で稼げる仕事につくには
建設業で稼げる仕事につくためには、やはり資格取得を目指すのが一番でしょう。技術職や現場、営業関係などいずれの仕事につくにしても、資格の有無によって年収に差が出てきます。また、特定の資格を所持していなければ任せてもらえない仕事も存在します。
逆に言えば、未経験からでも資格さえ取得できれば、積極的にキャリアアップが目指していける業界だと言えます。
キツイ仕事は?
記載している平均日給はあくまで統計上の平均です。
型枠解体工
【仕事内容】
・建物を構成するコンクリートを流し込んだ後の型枠を解体する仕事。
【見習い期間の仕事内容】
・見習い期間中は解体した型枠の片付けがメインの仕事になります。片づける型枠やパイプは重く金物も多いので楽ではありませんが、特に特殊な技術を必要としない仕事なのでなれるまでは早い仕事と言えます。
【環境】
・解体をする部屋内は暗くて湿度も高く、夏場は熱中症になる人も多い。慣れるまでは何処に何があるかもわからないほどの状況で、床には解体後の型枠から飛び出した釘があり、見習い時は釘を踏むのは常識とされる世界。また、天井部分のパイプを落とす際は相当の騒音を伴う。
【人柄・人間関係】
バタバタと解体する雑な仕事だけに・・強面の職人も多い。現場を仕切る職長(責任者)次第、職長が気が短く雑だと怪我人も多く、計画性のある人だと仕事も捗る。
【向いている人】
・あくまでも解体と片づけがメインとなる流れ作業的な仕事だけに、短期のバイトで稼ぎたい人には向いています。
【向いていない人】
・ホコリや騒音が苦手な人は無理。
【メリット】
・仲間内での独立が比較的簡単です。コツとしてはやる気のある仲間や同級生などがいれば、グループとして使ってくれるところも少なくないため、4~5人のグループを仕切り下請けとしてやっていける場合もある。
見習い時の平均日給
¥8.000 職長の平均15.000円
一日の労働時間
8時間・(うち休憩時間2時間・昼休憩含む)
平均年収
・一般300万
・職長410万
鉄筋組み立て
【仕事内容】
・コンクリート造の建物の骨組みとなる、鉄筋を組み立てる仕事。
【見習い期間の仕事内容】
・見習い時はひたすら職人の手伝いが仕事、職人さんが組み立てる鉄筋をサポートする。キツイのは運ぶ鉄筋は当然鉄制でとにかく重い。
【環境】
・屋根の無い場所での作業がほとんどで、常に自然に晒される職業。夏場は一日中お日様の下での作業が続くキツイ仕事です。
【人柄・人間関係】
・完全に職人の世界で手に職をつける職業なのでプライドの高い人達が多い。当然上下関係は厳しいと言わざるをえない。最初にサポートについた人によって快適な職場になるか否かが決まる、職人集団なので気難しい人も多いが、当然おおらかな人もいます、見習い時はとにかく「ハイ、ハイ」と言って言うことは何でも聞こう。
【向いている人】
・手に職をつけ将来独立したい人、根気よく続けられる人には向いている。
【向いていない人】
・手に職を付ける気が無い人。・短気な人や、素直に人の言うことを聞き入れられない人には向いていない。手に職をつけ将来会社や現場に信頼される職長を目指そう。
【メリット】
・いったん手に職をつければ、何処に行ってもそれなりの給料で雇ってもらえる。職人を目指し是非若いうちにチャレンジして欲しい職業。現在かなり人手不足の職種のひとつ。アルバイトから正社員への雇用が簡単。
【デメリット】
・独立は比較的難しい、高所に何トンもある鉄筋を吊りあげたりと、間違えれば命にかかわる作業も多く、絶対的な信用が無ければ独立は難しいが、独立できればかなり稼げる分野です。
見習い時の平均日給
¥10.000 職長の平均16.000円
一日の労働時間
8時間・(うち休憩時間2時間・昼休憩含む)
平均年収
・一般360万
・職長480万
まとめ
以上、稼げる仕事を網羅しました。ここで紹介したのは、あくまで一部です。他にも稼げる仕事はありますし、経験やスキルを身に着ければ、より稼ぐことが出来ます。ぜひ参考にしてみてください。