CADオペレーターとは？仕事の内容と年収について(2)
今回は建設現場で作業員全員の指針となる図面を整備するCADオペレーターの年収、雇用形態について解説していきたいと思います。年々CAD、それも3Dの重要性があがっており、オペレーターの需要も高まっているので、興味のある方は是非ご覧ください。
ちなみにCADオペレーターの求人として多く見られるのが週休二日制で、全体としての給与の幅は約280万円から630万円の間となっています。
派遣社員
派遣社員として働くCADオペレーターの年収は、時給1500円から1800円の間での求人が多いため、平均的には350万円前後となる場合が多いです。派遣社員という事で勤め先に完全に縛られた雇用形態ではないため、キャリアアップや資格のために転職する事も容易で、目指すものがある人にとってはおススメの務め方の一つと言えます。
アルバイト・パート
アルバイトとしてCADオペレーターの仕事をする場合の平均時給はおおよそ1000円から1300円が相場となっており、CADオペレーターのアルバイトのみでの平均的な年収は200万円前後となる場合が多いです。
しかしながら基本的に工務店や建設会社でCADオペレーターのアルバイトを雇う枠は少ないのが現状です。専門的な知識が必要になる上に、いざ図面の修正が必要となった時や作図をお願いしたいときに職場にいてもらえないと都合が悪いためです。
フリーランス
フリーランスでCADオペレーターの仕事に就いている人の平均的な年収は300万円前後と言われていますが、営業力や図面の精度、評判によって大きく変わってきます。基本的には出来高制で、作図・修正した図面の量に比例するため、一般的な正社員として働くよりも少し下がる傾向にあります。
正社員
正社員で働くCADオペレーターの平均的な年収は550万円前後が今の相場です。年収の中央値として多いのが450万円前後で、資格の有無や経験によって前後しますが、4つの雇用形態の中では最も安定していて、高収入ると言って良いでしょう。福利厚生等も考慮すると、何か事情がない限りは正社員としてのCADオペレーターを目指すのが良いかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はCADオペレーターの雇用形態と、それに対応する年収について解説させていただきました。3DCADという新しいソフトの勉強に加えて、専門的な知識も必要となってくる大変な仕事ではありますが、今後需要も確実に増えると言えるジャンルなので、興味のある方は操作方法などについて調べてみてはいかがでしょうか。
