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配管工事とは?仕事の内容と必要な資格について(2)

  
現場のヒーロー
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配管工事とは?仕事の内容と必要な資格について(2)

前回は「配管工事」とは実際に何を指すのか、その定義と種類について解説させて頂きました。今回は、「配管工事」をするにあたって必要とされる資格について詳しく見ていきたいと思います。

とは言ったものの、実は配管工として働くために必要となる資格はありません。極端な話、無資格でも配管工としては働けてしまいます。配管工事を担っている会社でも、未経験者の方をとる事があります。

これから解説していく資格は、持っていると対応出来る仕事内容の幅が広がり、会社においても出世や賃金向上につながる重要なものなので、配管工として働いていくのなら取得しておいて損はないものとなっています。

配管技能士

配管技能士は国家資格の一つで、3級から1級までの3段階に分類されています。

また、「建築」と「プラント」の二つに区分されていて、作業する現場によって変わってきます。一般的な建設現場での配管工事を担うのであれば「建築配管業」を選択し、工場などのプラント系現場での作業を担っていくのであれは「プラント配管作業」を選択する必要があります。

ちなみに試験内容は学科と実技の二つがあり、両方を合格して初めて資格が得られます。そして、受験のためにはある一定の経験がないと受けらない決まりになっています。一番下の級である3級は未経験でも比較的容易に取得が可能と言われていますが、2級になると2年以上の実務経験が受験資格として必要になります。そして1級には7年以上に実務経験か、2級を保持した状態で2年以上の実務経験、又は3級を保持した状態で4年以上の実務経験が求められます。学歴によっては一部免除となる場合もありますが、1級ともなると、取得するのは容易ではありません。

管工事施工管理技士

この資格は配管工事現場における施工や安全管理の責任者になるために必須とされている国家資格で、1級と2級がありますが、どちらも一定以上の実務経験を積んだ人でないと受験資格が得られない重要な資格となります。仮に未経験から配管業に学歴無しで携わった場合は10年以上の実務経験が求められます。また、国が指定した大学を卒業した者でも、3年以上の実務経験が求められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、配管工事に携わるのであれば必要となってくる二つの重要な資格について解説させて頂きました。会社によっては、その主力業務の内容次第で他の資格を必要とされる事も少なくないので、配管に関する色々な資格についての知識を深めておくと良いかもしれません。

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