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一人親方は注意!労災保険組合だけではない自身で気を付ける

    
現場のヒーロー
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一人親方は注意!労災保険組合だけではない自身で気を付ける

新型コロナウイルスは脅威

一人親方にとって、コロナウイルスは脅威です。

感染者が出ればすぐに建設現場が止まる。そして予算が少なく仕事が少なくなった時、 1番最初に切られてしまうのは一人親方です。そしてコロナウイルス感染症が広がる中でマスクをしながら働くのも大変ですし、検査などを受けて陰性証明を受ける必要もある。

その中で一人親方が、仕事をしっかりと受け続けるにはどんな準備をしておくべきかについて紹介します。

【検査準備】

現在建設現場では陰性証明が必要なことも多数あります。なので、検査を受けられる準備いつでもしておく必要があります。検査を受けられる準備と言うのは、検査を受ける場所を確保しておく必要があるでしょう。現在建築業に限らず陰性証明が必要な業種は多いです。そのために検査場は予約をしないと受けられないこともあるでしょう。

ですから必要になるタイミングで、前もって予約をとっておくようにしましょう。

そうしなければ必要となるタイミングで検査が受けられず、現場に入れないと言うことになりかねません。ですから前もって予約を取っておく必要があります。

そして検査を受けられる準備と言うのは他にも必要です。というのも検査を受けて陽性になった場合、現場に入れなくなってしまいます。 当然のことですが陽性が出れば1週間以上隔離を行われ、さらに濃厚接触者も1週間以上の隔離が必要です。特に濃厚接触者の場合は陽性者より長く隔離されることになりますので、周りに迷惑をかけないためにも要請にならないつまり感染しないように準備をしておく必要があります。

そのためには以前から言われていることですがマスクを常に着用すること、そして手洗いうがいを徹底すること、他人と面と向かって食事をしたり会話をしたりしないことなどが挙げられます。

普段からコロナウイルスにかからないように、常に気を配っておく必要もあるでしょう。以上が検査を受けられる準備についてです。

【ワクチンを必ず打っておく】

そしてもしまだワクチンを打ってらっしゃらない方がいれば、 早めにワクチンを接種し抗体を作っておきましょう。 ワクチン反対派の方もいらっしゃると思いますが、 社会ではそれを許されるものではありません。 これから先オミクロン株が収束したとしても、日本ではある程度厳戒態勢が続くでしょう。そして海外渡航などにも使われるため、ワクチン接種証明というのが発行されています。 実際スマホのアプリでもワクチン接種証明が発行できるようになっており、建設現場においてもこの摂取証明がないと入れないことを予想されます。ワクチンを急に打とうと思っても1回目の接種から3週間以上あけて2度目の接種を行う必要があり、接種証明をいただくためには長い期間の待機が必要です。

突然ワクチンの接種証明が現場で必要になった時にも、ワクチンを接種しておけばすぐにスマホで発行することができますが、 現在1度も摂取をしていないのであれば最低でも3週間、1度目の予約のことを考えれば1ヶ月以上現場に入れない事は予想されます。

自らワクチン反対派であったとしても、現場に入り続けるためにワクチンは必ず打っておきましょう。そうしなければ突然仕事がなくなる日がやってくる可能性があります。現在3回目の接種が進められています。今のタイミングであればすぐにでもワクチンを打つことが可能です。

【通気性のいいマスクを準備する】

そして3つ目が通気性の良いマスクを準備しましょう。

ただし通気性が良かったとしても、ウイルスを通してしまうのであれば意味がありません。

現在は少し高価にはなってしまいますが通気性が良く、呼吸がしやすい物の中で、ウイルスも通さないものがたくさんあります。少し値段を出して通気性の良いマスクを準備しましょう。感染しないためにはマスクが1番の予防方法です。どうしても建設現場において、マスクをし続けると苦しい状況に陥ります。外してしまいたくなることもあるでしょうが、一瞬呼吸をするために外すなどの習慣もあると思います。しかしその一瞬に置いて感染してしまう可能性があります。はずす瞬間を少しでも減らすためにも通気性の良いマスクをちゃんと準備しておきましょう。

そうすることで感染のリスクを限りなく低く抑えることができます。

【補助金を受け取る】

国はたくさんの補助金などを用意してくれています。

持続日給付金に始まり、家賃支援給付金もありました。そして2022年は事業復活支援金と言うものが出てきています。もちろんそれぞれ受給できる条件はありますが、建設業において売り上げが少なくなっている1人親方さんであればほとんどの方が受給できるものと思われます。自ら自分を受け取れないだろうと決めつけずにしっかりと専門家等に相談し、補助金などをぬかりなく受け取るようにしましょう。

数十万円であったとしてもそれが事業を続けるためのポイントになる可能性もあります。 組合や1人親方部会などで相談してみると、自分の知らない補助金などの存在を知れるかもしれません。ぜひそういった団体に加入することをお勧めします。

【融資】

最後の手段にはなりますが、お金に困った時は融資を受けて凌ぐと言う方法もあります。

現在日本政策金融公庫では、コロナウイルス感染拡大のための融資制度として、利息の軽減を行っております。条件等はありますが、建設業であればほぼ無利息で10年以上に戻って融資を受けることが可能です。もちろん融資ですのでいつかは返さないといけないお金ではあります。 しかし事業をたたむことになったとしても自己破産をすればそれで返さなくても良いものになりますし、もし融資を受けて事業が続けられるなら、それで返すことも可能だと思います。

借金は誰でもしたいと言うわけではないと思いますが、 融資と言うのは事業を行う上で有効に活用すべきものでしょう。

この機会をチャンスと捉えるなら、設備投資を行いコロナウイルスが収束した後さらに利益があげられるように準備をしておくのも良いでしょう。 無利子で融資を受けられるようなタイミングは今後存在しないかもしれません。コロナウイルス感染拡大が行われる前に、もし資金があればもっと利益をあげられると思っていた方がいらっしゃるのであれば、今の無利子の状況を利用して設備投資を行い、今後の利益拡大を目指していくといいかもしれません。

【知っておけば有利になる】

このようにコロナウイルス感染拡大の最中、たくさんの情報があればうまく対策をすることができます。例えばワクチンの事に関しても、予想ができれば前もって受けることができます。検査についても前もって予約しておけば、当日になって困ることもないでしょう。

そして補助金についても国は積極的に教えてはくれないので、自分で情報を取りに行く必要があります。 その場合もコミュニティーに入っておく事がとても重要です。 現場のコミュニティーでは知らなかったことも、何かの組合だったり、1人親方部会に所属しておけば知ることが出来るものもたくさんあるかもしれません。

もし現在そういったコミュニティーに入っていないのであれば、こういった情報を交換できるような部会に所属することをお勧めします。

まとめ

以上、今回は新型コロナウイルス感染症に関してまとめさせていただきました。これからもまだまだ油断できない状況ではありますが、しっかりと対策を行って一人親方として生き残りましょう。

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